先日、失われ行く季題として「飯饐ゆる」の話をしたが、今日は同じように梅雨時に厄介な黴が兼題として出された。
広辞苑によれば黴とは菌類のうちできのこを生じないものの総称、あるいは食物、食器などに生ずる微生物の集落の俗称とある。転じて黴が生えると言って、古くさくなる、時代遅れになると言う意味にも使う。
ご承知のようにその黴には有効な黴と人間に有害な黴がある。
前者が酒や味噌などの発行に欠かせぬ黴そしてペニシリンなどの薬であり、後者がアレルギーなど人間に有害な黴と言うことであろうか。
だが、兼題の黴にはそのようなことは関係なく、黴一切ということであろうと勝手に解釈して句を詠んだ。
その中の私の特選句をご紹介しよう。

 古書店の主にも黴の生えさうな  英世

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