夏薊

この時期久住高原などの草原や湿原を歩いていると、薄紫の可憐な花が目に飛び込んでくる。薊の花である。
緑一色の中に鮮やかに輝く薄紫の彩は、歩き疲れたハイカーに湧き出る泉のような爽快感を与えてくれる。
資料によると薊は日本に自生する60種の薊の総称で、単に薊と言う植物はないと言う。
全体的に鋭い棘で覆われているものの、実際は食用や薬用にもなる人間に有用な植物とあるが、私は食べたことはない。
自然界ではノアザミが一番早く晩春に咲くので、俳句では春の季題になっているが、実際は夏咲くものや秋に咲くものもある。
その中の夏に咲くものを特に夏薊と季題になっている。その夏薊が青蔦と併せて今回の兼題であった。
例によって私の特選句をご紹介しよう。

 坊がづる賛歌の宿り夏薊  英世

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コメント

薊の歌ってありますね。

大津様、薊には60種類もあるんですか。
知りませんでした。よく見かけるのは野薊なのでしょうね。
チクチクととげは痛いけど、道端などで見かけると手折って
一輪挿しに挿したくなる花です。
”山には山の憂いあり・・・”倍賞千恵子の澄んだ歌声
思い出しました。

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