一句の風景

言の葉も湿りがちなり虎が雨

虎とは曽我十郎祐成と深くちぎった虎御前のことで、祐成が討たれた日が陰暦5月28日なので、その頃に降る雨を虎が雨と言い虎御前の悲涙であろうと言う意味である。
男とは勝手なもので、義だとか忠義だとか言って潔く散ってしまい勝ちだが、その蔭にはいつの世も弱い女が泣いている。
時あたかも梅雨の最中で、「曽我兄弟」として仇討ものとしてもてはやされた陰で、この虎御前の悲しみを思うとつい言葉も湿りがちになってしまった。
2012年(平成24年)6月「季題:虎が雨(夏)」

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