七月の花ごよみ「月見草」

夕方野辺を歩いていると一般的には月見草と言われている、ほのかに黄色い可憐な花をよく見かける。
暗くなりかけた頃この花に出会うと何故か心が落ち着いてくる。
ところが、本来の月見草は別種の白い花で、江戸時代まで栽培された記録はあるが、今では殆んど見ることが出来なくなり、代りのこの黄色い花を月見草と呼ぶようになったらしい。
この黄色い月見草は正式には待宵草あるいは大待宵草と呼ばれるもので、太宰治が「富士には月見草がよく似合う」と言った本来の月見草はこの大待宵草かもしれない。
夕方早くに咲き始めるこの花を見ると、さすがに月見草だなと優雅な気分させられてしまう。
現在の俳句にこの大待宵草が月見草として詠まれるのも致し方のないことであろう。

 宵闇に微かに揺るる月見草  英世

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