ブラジル

昨日ワールドカップが終った話をしたが、その開催国ブラジルには子供のころから関心があった。
と言うのは、私が中学生だった頃に父方の従兄弟がブラジル・サンパウロに移民したからである。移民船がサントス丸だったということも覚えている。
先の戦争が終った日本はまだ経済復興が緒についたばかりで、若者たちの働く場所がなかった。
特に農村の次男、三男は国の政策によってブラジルへと夢を広げて移民して行った。金の卵と中学生の集団就職がもてはやされる以前の話である。
その後、しばらく何の気も止めていなかったが、その後だんだんと彼の哀しい境遇がわかって来た。
本来農業をやるために渡ったのだが、与えられた土地は痩せた荒れ地で、到底日本式の農業が出来るような環境ではなかったらしい。
農業を諦めた彼は日本に帰るわけにもいかず、小さな雑貨店を開いて糊口をしのいだと聞いている。
今はその彼も彼の両親もなくなってしまったが、ブラジルでワールドカップがあると聞いてつい思い出してしまった。

 梅雨寒や地球の裏に日本人  英世

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二階から見た庭の芙蓉
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