珍しい季題「白夜」

時折珍しい季題についてお話ししているが、今日は「白夜」である。
今日はその白夜が珍しいのではなく、何故この白夜が季題となっているのか、この辺りに疑問を感じたので感じたままにお話してみたい。
白夜とは主に北極圏に近い地域に見られる夜も明るい時期のことで、日本には見られない夏の現象である。私もイギリスで夜の10時過ぎまでゴルフをしたことがある。
では、何故これが季題として取り上げられたのだろうか、未だによくわからない。
これが採用された時代には海外旅行は夢のまた夢で、単にその海外旅行への憧れとして季題にしたとも思えない。
もしこの白夜を季題にするのであれば、海外のあらゆる気象現象を季題として採用しなければならなくなってしまう。例えば白夜の対義語の極夜や風雪のブリザードもそうである。
ただ、季題は誰かが句にしてそれがいつしか定着してこそ季題になる訳だから、やはり時の著名な俳人が北欧旅行の感動を句にしたものがいつしか季題として定着したのだろう。

午後十時ナイスショットの白夜かな  英世

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