子供から目を離すな

私がよく利用する駅のコンコースには休憩用の椅子が用意されている。
先日句集を読みながら時間をつぶしていると、突然3歳ぐらいの男の子が靴のまま椅子に上がって来た。私は注意しようかと思ったが子供のことだからと見過ごした。
私はこの子に興味を覚えしばらく観察して見ることにした。
するとその子は一人で椅子によじ登ったり、椅子の下や屑かごを覗きこんだり、近くのモスバーガーやコンビニの中を走りまわったりと一時もじっとしていない。
ふと私はこの子の親のことが気になり、そばに来たのを機に「お母さんは」と聞いてみた。
その子は知らない人に声を掛けられても返事をするなと言われているのか、私をしばらく見つめると黙って目の前の本屋に入って行った。
しばらくすると、その子はスマートフォンを見ながら歩いて来る母親と思しき女性の後ろに付いて本屋から出てきた。
この間約20分、母親は子供を一人にして何をしていたのだろうか。本の立ち読みで子供のことなど眼中になかったのだろうか。この子にもし事故でも起きたらと思わなかったのだろうか。
子供が被害者となるいやな事件が続いているだけに、そんなことで母親が務まるのかと少々腹立たしい気分になった。

 親と子の狭間にそよと秋の風  英世

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