一句の風景

水澄むや渡船消えたる筑後川

故郷久留米を流れる筑後川を吟行した時の句である。
筑後川は古くは千歳川として母校の校歌にも歌われ、その雄大さから筑紫次郎ともよばれている川である。
私たちは学業の傍らこの筑後川でボートに乗り、魚釣りをしたり花火を見て友と語ったりしてよく遊んだものである。
その筑後川にはその頃まだ大きな橋がなく、友人の何人かは渡船に自転車ともに乗って通学していた。
その後橋がかかり渡船は無くなってしまった。その懐かしい渡船のことを思い賜った句である。
2012年(平成24年)10月「季題:水澄む(秋)」

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