新米

今日は新米の思い出をお話しよう。
このところ全国的に新米の収穫が早まり8月には店頭に出回っているようだが、私の子どもの頃の米の収穫は10月が中心で、8~9月に取れる米は早場米と言われていた。つまり早稲米で品種が違っていたのかもしれない。
小学生の頃は時期になると1週間ほどの農繁期休暇があったが、手伝いはそっちのけで遊びまくっていた記憶しか残っていない。身体の弱かった私を母はあまり田んぼに連れて行くのを渋っていたようである。
その後成人して家を出た私はしばらく父の新米を食べることはなかったが、結婚して再びその新米を食べるようになった。
新米が取れると父は必ず一俵を袋詰めで送ってきた。その米がなくなると今度は私の方から車で貰いに行った。当然のことと思っていたのか父にお礼を言った記憶もない。
その父が亡くなると新米も届かなくなった。実家を継ぐ弟は何時でも取りに来ていいよと言ってくれるが、父の時のようにはいかない。
新米が出るといつもこのようなことを思い出す。

 新米の一粒ごとに父の顔  英世

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