銭湯


自炊と言っても毎日自室に引きこもっているわけではない。そんなことをしていたら身体を壊してしまうし、その前に精神的におかしくなってしまうだろう。
と言うことで、毎週土曜日は特別なことがない限り、部屋の風呂に浸からずすぐ向かいの銭湯に行き、その後洗面器を抱えたまま近くの小料理屋に行くのが習わしであった。
壁面に大きな富士が描かれている昔ながらの銭湯で、手足をゆっくり伸ばしてストレスを解消するには格好の風呂であった。
ある時、銭湯に行ってびっくりしたことがある。
なんと背なか中に入墨をした初老の男が入っているではないか。
じっと見る訳にもいかないのでどんな絵柄だったか忘れてしまったが、私はとんでもないところに来てしまったなと青くなった。
ところが、聞けばその筋の人ではなく昔堅気の鳶職で、別に怖がるような人ではなくこの辺りではごく普通の銭湯風景だということであった。
当時この両国はまだ江戸の名残がむんむんしていたのである。

 春風や江戸の名残の隅田川  英世

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コメント

Re: おはようございます。

確かに銭湯は減りましたが、探せばあると思います。
お子さんたちに解放感を喜んで貰い、合わせてマナーを学ばせるのにもいいかもしれません。
是非お勧めします。

おはようございます。

銭湯の数もめっきり減ってきてしまっていますが,
たまにはいいものかもしれませんね。

今度,チビ助たちを連れていってみようかな♪

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