冬野二月号

冬野二月号が手許に届いた。
このところ届くのを心待ちにするようになったのは、毎月執筆している「吟行あれこれ」の記事をいち早く見たいからである。
今月は梅の太宰府を紹介しているので、多くの人に読んで貰いたいものである。
例によって冬野やその他の句会の入選句をご紹介しよう。

冬野二月号
 立冬の岬宮にある昼の黙
 しみじみと語る余生や冬温し
 枯萩の手荒く刈られしまひけり
 花石蕗や名もなき武士の墓許に
 妣を詠む度に字余り冬ぬくし
 東京の葱の白さに慣れもして
 出来悪き大根ながらも干すことに
 冬めくや博多の街にふれ太鼓
 鮟鱇の肝恐々と食ぶる妻
 着膨れも様になりたる笑顔かな
冬野インターネット俳句
 まろまろと神馬の背の寒雀
 笹鳴に小さき幸せ貰ひけり
 笹鳴を待つ恋人を待つやうに
 故郷の空に一礼初御空
俳句ステーション
 餅搗の杵に振らるる園児かな
 謎秘めし出雲の国の小春かな
 小春日や五重塔のゆるぎなく
現代俳句インターネット句会
 白髪の美しき老女や冬銀河

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