冬野三月号

早いものでもう三月、春真っ盛りとなった。
先日届いた冬野3月号をめくってみると、稲畑廣太郎先生の「息吹」に春の訪れを感じることができる。
また今月の「吟行あれこれ」では水鏡天満宮の師弟句碑について書かさせていただいた。機会があればぜひ水鏡天満宮を訪ねて貰いたい。
例によって冬野3月号の入選句ならびにその他の句会の入選句をご紹介しよう。

冬野三月号
 北風荒るる夜や予備校のうす明り
 時雨るるや徐々に染みゆく博多塀
 博多座の飾り提灯暮早し
 神々と示し合わせて山眠る
 教会は島のシンボル冬ぬくし
 おでん屋の同じ時間に同じ客
 遠き日の藁葺き屋根や隙間風
 手袋のままに手焙る蜑の小屋
 玉に魂入れて競り合ふ玉せせり
 ちとばかりの句のほのぼのと静雲忌
 昨夜髪を染めたる妻の初鏡
 冬凪やかつては浜の愛宕下
 角隠しめける藁苞冬牡丹
冬野インターネット俳句
 凍解や靴に貼りつく火山灰
 新しき絵馬風に鳴る梅の宮
 早春の光となりて鳥語飛ぶ
 苞ひとつひとつが我が家冬牡丹
 春時雨見送る人に見送られ
俳句ステーション
 悴みて背中に隙の生れけり
 おみくじを親子で開く宮の春
 春を待つ花見小路の薄明り
 喜びを共に分かちて初電話
現代俳句インターネット句会
 本棚の古き歳時記黄水仙
 紅引いて祓ひ待つ子や梅三分
NHK俳句
 雪うさぎ仕上げは父の眼鏡借り(3月号佳作)
 ねんねこに足のはみ出す日和かな(2月号佳作)

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