蓬の香

先日のA新聞声欄に「ヨモギの香に感じる春の到来」と言った小文が寄せられていた。
読んで見ると私が蓬に抱いているイメージと全く同じであった。
薬草としての蓬や蓬餅にして美味しかったことなどは、孫の鈴花のお友達の擦り傷に蓬を揉んで付けて上げたことなどを例に挙げて、かつてこのブログでもお話ししたことがある。
と言うことで、その日の室見川吟行では意識して蓬を探してみた。ところが探すまでもなく土手一面に蓬が生えている。
その美しい薄緑は投稿にあった通りまさに春の到来を知らせるものであった。
私は懐かしくなり思わず手に摘んで見たり揉んだりしてみたが、同行の句友から見ればなんと奇妙なことをする人だろうと思われたに違いない。
それでも私は良かった。その柔らかい蓬に触れることで本当に春が来たのだなと実感したからである。

 柔らかき日射しの岸辺蓬摘む  英世

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