一句の風景

淡雪や緋色たたみしフラミンゴ

孫の愛莉と動物園に行った時の句である。
今日は寒いからまたにしようと言ったが、一旦行くと決めた愛莉が承知するはずがない。
懐炉を一杯詰め込んで、いつものように象やライオンを見て回り、二人は鳥舎の前に来た。
鴨などの水鳥が元気に水浴びしている傍で、緋色フラミンゴの群れが身じろぎひとつせずに一本足で立っていた。
折しも春の雪が落ちて来て、立ち尽くすフラミンゴはあたかもその緋色を翅にたたみ込んでいるかのようであった。
2012年(平成24年)3月「季題:淡雪(春)」

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