花まつり

昨日、所要があって中央区の薬院を歩いていたら、ビル街の一角で花まつりが行われていた。
私は熱心な仏教徒ではないが、一応般若心経も勉強しているのでそのまま素通りする訳にはいかない。思わず仏様に手を合せ誘われるままに仏さまに甘茶を注ぎご接待を受けた。
言わずもがなであるが、花まつりとはお釈迦様のご誕生日を祝うお祭である。
ご接待を受けながら僧侶としばらく話をした。
50代と思しき僧侶は、30年前に高野山で修行をしている時に、師匠から「福岡の寺が今火事で燃えている。おまえは今から下山して後始末しろ。荷物はあとで送ってやる」と言われて、無住寺だったいまの南福寺に仕えるようになったと言う。何とも豪快な話である。
その僧侶が師匠から「おまえは仏様は拝めるが人様をまだ拝めん。下山したら人様を拝め」と言われ、未だに会得できないでいると言う。
凡人の私に分かりようもないが、それでも「彷徨える人を救え、人のために尽くせ」と言っているような気がした。
宗教とは人を責めるのではなく、人を助けるものだと私は思っている。
クリスマスやバレンタインデーと最近はやたらと賑やかであるが、この花まつりも日本人の心としてもう少し大事にし、マスコミでも取り上げていいのではなかろうか。

 花まつり見知らぬ僧と話しけり  英世

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