遍路と巡礼

毎年五月の連休を前にすると父の死を機に秩父三十四ヶ所を巡ったことが思い出される。
そう言えば遍路と巡礼とはどう違うのだろうと気になりだした。
調べてみると少し違いが分かった。
遍路は弘法大師の足跡を廻るもので、四国八十八ヶ所を参拝して廻る旅のことを言う。その遍路では弘法大師の足跡を訪ねるので、普通は大師の化身とか分身と言われる金剛杖を突いて回る人が多い。
西国霊場や秩父霊場を廻る旅は厳密には遍路とは呼ばれない。
一方、巡礼は宗教や宗派に関係なく全国の札所や霊場をめぐるものだが、個人的にはそこに人生上の悩みや懺悔、感謝、願望などが秘められているような気がする。
さしずめ私が父の霊を慰めるために秩父三十四ヶ所を巡ったことなどはこの巡礼に当たるのだろう。
何れにしても「精神の安らぎ」としての遍路や巡礼であることには間違いはなさそうである。

 遅くとも歩み確かに老遍路  英世

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