一句の風景

豆飯の色艶やかに盛られけり

五月の爽やかな風が吹きだすと筍や豆類の混ぜご飯が美味しくなる。その中でこの句は豆飯を詠んだものである。
豆飯は蚕豆や青豌豆(グリーンピース)を炊きこんだもので、この季節の風味を楽しむ味わいのあるものである。
特に、食糧事情居の悪かった私の子供の頃は、いまの子のような贅沢な食事ではなかった。
そのような中で、農家だった我が家には米だけはふんだんにあったので、時折母が作ってくれる豆飯は最高のご馳走だった。山盛りに盛られたその豆飯は仄かな豆の香りと共にピカピカに光っていた。
2012年(平成24年)5月「季題:豆飯(夏)」

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