たけのこ無残

近くの動物園の裏庭はきれいな竹林になっている。
その竹林の道を散歩していると奇妙なと言うか無残な光景が目に入る。それは竹林に生えて来る筍を片っ端から伐り倒した跡である。
理由は明らかで美しい竹林を守るために適当な間引きが必要だからである。
見た目には無造作に伐っているように見えるが、よく見るとまず竹林をはみ出し出て来た筍をすべて伐っている。
また、竹林の中の筍は選別して伐り、適当な間隔で筍を残している。これも理由は明らかで、竹林の竹の本数を維持しながら新陳代謝を計るためである。残した筍の分だけ古い竹を処分するのである。
たかが竹林とは言え、そのまま放置すればどんどん広がってしまうので、適切な管理が必要なのであろう。
ちなみに、筍は竹の子、笋、たかうな、たかんなとも言って俳句の夏の季題になっているが、伐られたこの動物園の筍は動物たちの餌になっているのだろうか。

 筍を伐りて竹林広げざる  英世

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