冬野六月号

六月は梅雨の月だとお話ししていたところ、早々と2日に梅雨入りが宣言された。
毎回同じことを言っているが、今月もその梅雨最中に無事冬野六月号が届いた。
例によってその他の句会の入選句も併せてご紹介しよう。
なお、今月の冬野の「吟行あれこれ」は太宰府天満宮の花菖蒲であった。
冬野六月号
 野に少し遅れて峡の初桜
 水底に日の斑走らせ蜷の道
 初蝶の翅に潤ひありにけり
 水脈一つ残して鴨の引きにけり
 謎多き母の一生雛飾る
 シスターの黒衣に跳ぬる春の泥
 強東風や捨て船波に洗はれり
 目刺焼く匂ひに敏き三毛の猫
 リラ冷えに愁ひ隠せぬ農夫かな
 雨に散る様も八重なる桜かな
 うららかや後期高齢何のその
冬野インターネット句会
 整はぬ音も草笛らしきかな
 一芸のなき身どんたく見るばかり
 濁世には染まらぬ朴の白さかな
 わだかまり何時しか解けて豆の飯
俳句ステーション
 背伸びして菜の花越しに手を振る子
 のどけしや時代絵巻に異国の子
 夜桜やをみなの声のよく透る(特選)
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