燕の子

2月の終りに渡ってきた燕が巣作りを始めたのが4月10日ごろであった。
近所のスーパーの入口に二組の燕が巣を構え、その巣に子燕が騒ぎ出したのが5月中ごろである。
子燕はそれぞれの巣に4~5羽生まれたので、都合10羽ほどの賑やかな燕の村が出来たことになる。
子燕たちは食欲旺盛で、親鳥が運んで来た餌を我先にと奪い合っているが、よく見るといつも元気な子は決まっているようである。それでも親はそれがよくわかっているのか公平に餌を与えているようで、みんな同じように大きくなっている。
何時しか気が付くとその子燕たちも巣立ちし飛び去っていくであろう。これから秋には海を越えると言う未知の旅が待ち構えていることを知ってか知らずか元気に囀り騒いでいる。
その燕の子が今回の兼題だった。
例によってこの日の私の特選句をご紹介しよう。

 燕の子既に序列のありにけり  英世

スポンサーサイト

コメント

Re: 子猫も子犬も小鳥も…幼いものの可愛さは。

ととろさま

おはようございます。先日来いろいろとご配慮いただき有り難うございました。冬野でも静雲先生を知っている人がほとんどいなくなりました。
俳句に親しんでいると自然界の草花や小さな動物などに心動かされます。
人間にこのような心のゆとり、優しさ、つまり相手を思いやる気持ちがあれば焼夷弾の下で逃げ回ることもなかったでしょうに。
最近の日本の動き心配でなりません。隣国とも仲良く出来ない様な国で良いのでしょうかね、

子猫も子犬も小鳥も…幼いものの可愛さは。

大津様、今日は近くで鶯がしきりに啼いていました。がなかなか
姿を見ることは出来ません。子ツバメたちは、買い物の行きかえりなどにツバメの巣がある家で見ることが出来ます。人も動物も鳥も・・・子供達はほんとに愛くるしいものですね。眺めているだけで心癒されます。
 昨日は私が福岡だ空襲で、焼け出された夜でした。
正直その頃から疎開先で弟を亡くした8月終戦の頃までは
私にとっては余り好ましい季節ではありません。
焼夷弾の下を逃げ惑った夜のことも、何十年経っても鮮明に残る天神界隈の広大な焼野原、その後の苦しく厳しい疎開生活。
地球上ではいつもどこかで戦いが絶えることはありません。
穏やかで安らいだ世界になることは、無理なのかもなどと
昨夜からやはりそういうことを考えてしまっています。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hideyo.blog69.fc2.com/tb.php/775-fb48b82c

 | BLOG TOP |