一句の風景

赤米と札ある神の青田かな

故郷筑後の田園地帯を散策した時の句である。
7月の末ともなると田んぼの早場米は早くも穂を出してくる。この日もその美しい青田を見ながら歩いていると、氏神様の近くの田んぼに古代米の赤米の説明板が立っていた。
それによると、これは氏神様の田んぼつまり神田で昔ながらの赤米を育て神にささげると記してあった。
そう言えば私が子供の頃に父がこの神田を耕しており、その時育てたのもこの赤米であったことを思い出した。
青田の続く中にぽっかりと赤米の田んぼが浮かび、如何にも我が故郷にふさわしい風景であった。
2012年(平成24年)7月「季題:青田(夏)」

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