墓参

人によって墓参りは春秋のお彼岸やお正月、命日などそれぞれであると思うが、日本人が一斉にお墓参りするのはお盆の時期だと言うことで、墓参は秋の季題となっている。
御先祖のいない人間はいない。そのご先祖を偲ぶためにもお盆のお墓参りを欠かすことはできない。
墓参の前にはお墓の掃除をし苔を落とす。これも墓洗ふ、掃苔と言って立派な季題である。
我が家の墓は共同墓地に変ってしまったが、それでも堂の周りを掃除し個々のお墓の埃を落とすことに変りはない。
お墓に水をたむけ線香を立てて静かに手を合わせると、この父母がいて我があり、そしてその孫子がいることを感謝しない訳にはいかない。
そしていつしかその両親に話しかけていると言うのが私の墓参のスタイルである。
例によってこの日の特選句をご紹介しよう。

 まづ語りかけて小さき墓洗ふ  英世

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コメント

Re: お墓詣り。

昨日唐人町の西光寺に吟行に行きましたが、ご多分にもれず無縁墓が幾つもありました。
跡を継ぐ人が居なくなったのか、無責任に放棄したのか分かりませんが哀しいことです。住職の話では近く無縁仏として集合するそうです。後で文句を言っても後の祭りだと思いますが。

お墓詣り。

大津様、毎年お盆やお彼岸には当たり前のように、T家(我が家)と私の実家、それに私の母の実家のお寺(初孫で祖父母などにとても可愛がられました。
母の妹や弟たち。叔母・叔父にも)
 だから私は三社詣りならぬ、三寺詣りが習慣になっております。
でも・・・現代は子供の数も少なく、お墓を守る立場の人が
いなくなる(我が家も女の子二人ですし、1人はアメリカ在住ですし、
長女は長男のところへ嫁いでいますので)時代となり、
友人達もお墓やお寺をどうするか?と悩んでいる人達が多いです。
 時代が変われば、ご先祖様の守り方も変わって来ても仕方がないかなと思う今年の墓参でした。

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