私の本棚「久留米藩」

昨日の夕方は久し振りに夕立らしい夕立に逢った。あの広重の雨の糸が見えるような夕立で、思わずバス停前の八百屋に雨宿りを請うたほどである。
さて、私の同窓生には優れた才能の人が多いと話したことがあるが、その高校の同級生で作家の林洋海(はやし・ひろみ)氏の著作「久留米藩」を読んだ。
私の生れた村は旧久留米藩に属していたが、親類など地縁が柳川藩に近かったことなどから、実は久留米藩のことは今まであまりよく知らなかった。
郷土史好きの私にしては意外だと思われるかも知れないが、事実だから仕方がない。
大河ドラマで有名になった福岡藩の黒田氏や、名門大友氏の流れをくむ柳川藩立花氏のことなどはよく知っていたが、徳川の世になって封じられた久留米藩有馬氏については全くと言っていいほど知らなかったのである。
もちろん九州南北朝動乱や九州戦国史、筑後戦国史などにも登場してこない武家である。
地元の殿様だけに前々から気にはなっていたが、この本を読んで久留米藩つまりあの競馬「有馬記念」で有名な有馬氏のルーツなどを初めて詳しく知ることができた。
中でも面白かったのは歴代殿様の奇行、愚行、善政、悪政など楽しく読ませて貰った。
何れ機会があれば、その殿様のことを一人一人面白おかしくお話しすることができるかもしれない。

 民は泣き殿は女中と月見かな  英世

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