古庄増實の句集「四温晴」

半年ほど前に亡くなられた古庄増實氏の句集「四温晴」を奥様(私の句友)から頂き、早速読ませていただいた。
彼との面識はあまりないが、太宰府天満宮の「菊まつり俳句大会」などで、御夫婦仲むつまじく参加なされていた時のことをよく覚えている。
この句集は彼が生前新聞俳句などに投稿して入選した句や、各地の俳句大会で入選したものを選って編集されている。
中には九州ホトトギス俳句大会、NHK俳句での入選作品などもあり、彼の幅広い活躍ぶりが偲ばれる。
句集を読ませていただいたら感想文を書きますと約束していたので、このブログを借りてそれに代えることにしたい。
佐賀県基山を終の棲家と決め、風土を愛し、自然を愛し、特に土に親しむ彼の生き様とそこから生まれて来る俳句は、まさに伝統俳句・花鳥風詠そのものの素直さ実直さがある。
郷土の土を愛した彼の気取らない俳句は、大地に根を下ろし実際に経験したものにしか詠めないもので、その句風は私のこれからの俳句人生に少なからず影響を与えることであろう。
死の三時間前まで俳句を詠み続けられた彼の気力に驚きと敬意の念を隠せない。その絶句を紹介してご冥福を祈るとしよう。

 曼珠沙華人影うつる四方の光(かげ)  増實
 土の香をこよなく愛し秋に逝く     英世

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コメント

Re: 古庄増實の句集「四温晴」

こんにちは。

先ほど百年句会の吟行で脇山の「主基斎田跡」から帰って参りました。
ご主人の句集本当に気持ちがよく表れていますね。
おっしゃるようにこれから大変でしょうが、お子さんたちや句友の仲間もいますので大丈夫ですよ。
困ったことがあったら何でもご相談ください。

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