十五夜

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先日、月一切の句が兼題に出されてから、今年も十五夜を見たいものだと思っていた。
今年の中秋の名月は旧暦の八月十五日、つまり新暦の昨日九月二十七日である。
その名月を見ようとビールと団子を用意して近所の公園で月の出を待った。
午後5時50分、やや雲があるものの東の空の校舎の影から大きな月が出て来た。それにしても出て来たばかりの月がこんなにも明るく大きいとは。月に描きだされたうさぎの模様もはっきりしていて、かぐや姫伝説等を思い浮かべ何となく神秘的な気分になった。
ところが、しばらく見ているとその名月は何となくまん丸ではなく、下弦の方が少し歪んで見えた。
十五夜がいつも満月とは限らず、今年は明日が満月と解っていたこととはいえ、少し物足りなさも感じた。
それでも名月は名月である。
涼しい風を纏いながらビールを傾け、みたらし団子を頬張っているとだんだんと月見の気分になってくるから不思議であった。
周りでは虫が盛んに鳴いており、つくつくぼうしも秋を惜しむむかのように鳴いていた。

 名月の欠けたることも浮世かな  英世

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