絵画と俳句

先日ある美術番組を見ていて、興味深い話があった。
その画家は「見えないところ、隠されているところを描きなさい」と言っていた。
見えないところ隠されている所を描くとはどういうことだろうかと考えてみた。
それは対象をよく見てその物が本来持っている姿を描き出せと言っているようであった。見えている絵の部分から見えない部分を、絵で連想させよとでも言うことだろうか。
その手法として色彩の濃淡、遠近、陰影等が用いられるのであろう。
このブログでもよく絵画と俳句の共通点をお話しするが、この話しもその延長線上にある。
対象物をよく見てその感動を画布に描きだす手法は俳句そのものであろう。
画家の必需品がスケッチブックだとすれば、俳人のそれはさしずめ俳句手帳ではなろうか。

 錦秋やスケッチブックに芭蕉の句  英世

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