冬野十一月号

朝夕めっきり寒くなった郵便ポストに冬野十一月号が届いていた。少々薄くなったことが気になるが、それでも毎月楽しみにしている。
例によって、冬野をはじめ他の句会での入選句をご紹介しよう。
なお今月の吟行あれこれは「紅葉・市民の森油山」であった。
冬野十一月号
 星一つ風に逆らひ流れけり
 夏帽を脇に黙禱原爆忌
 蜩や開かずの門に尼の影
 俗名の友と語りし墓参かな
 口にせぬビルマの話生身魂
 盆僧の笑みを湛へて考のこと
 銀漢や宇宙の果ての果て見たし
 だれ一人逢はぬ故郷秋暑し
 秋の灯や学徒の小さき単語帳
 芳しき主基の穂波や鵙高音
 園庭の順路といふは萩の路
冬野インターネット句会
 秋の灯に膝折り祈る老女かな
 秋天にキリンの首の突き刺さる
 蜻蛉の池中の石にこだはりぬ
愚陀仏庵インターネット句会
 曖昧な妻の相槌秋暑し

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