八雲立つ

先日、ある本で古事記に登場する須佐之男命が詠んだと言う「八雲(やくも)立つ 出雲(いづも)八重垣(やへがき) 妻籠(つまご)みに 八重垣作る その八重垣を」の歌が目に付いた。
通訳によれば、「雲がいく重にも立ち上る 雲が湧き出でると言う出雲の国に 八重垣を巡らすように雲が立ち上る 妻を籠らすために宮殿にいく重もの垣を作ったけど ちょうど八重垣を巡らしたようになあ」という意味の歌である。
なぜこの歌を取り上げたかと言うと、須佐之男命が詠んだこの歌が、日本の和歌の原型だと言うことであったからである。
和歌のことはあまり詳しくないが、このような神代の時代にもう恋を語り合う和歌の原型があったということであろうか。
信じがたい話ではあるが、それほど日本の和歌の歴史は古いのだと解しておこう。
と言うことは、和歌を源流とする俳句も古い歌だと言えるのではなかろうか。そのことを言いたかったのである。

 今はまう秋の色としちぎれ雲  英世

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