一句の風景

なほ残る彩をたたみて山眠る

山眠る、山笑うと言った季題は山好きの私にとって欠くことのできない季題である。その山眠るを詠った句である。
九州の山を見ていると季節感がおかしくなる。
全国的にはとっくに冬の山になっているのに、九州の山はまだまだ元気で、油山の紅葉などは十二月上旬が一番美しい。
その紅葉もいよいよ最後となった山を愛情込めて歩いていると、山肌のところどころにまだ紅葉の面影が残っている。
やがてその色も失せて、つまり色をたたんで本当の冬の山になるのである。
2012年(平成24年)12月「季題:山眠る(冬)」
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